アーカイブ : 2013年 11月 30日

「心と向きあう」ことを楽しむ時間

paris013

なんかわからないけど憂鬱になる、今日は朝から調子がいいぜ!、なんていうことは誰にでもあること。気分の微妙な変化というのは、いちいちその理由について詮索したりしないけど、いい加減イライラが続いて治らない!というようなことがあったりすると、「あれまてよ? なんでこんな状態が続いているんだ?」なんて、ふと我にかえって色々考えてみたりするもんです。で、よく考えてみると友だちに言われた一言が原因となっていて、それがまた誤解だったりして…。確認してスッキリ〜〜ああ、なんでもっと早く気づかなかったんだろう、と胸をなでおろしたりして。

自分の中にある無意識というのはなかなやっかいなもので、無意識に感じていることがストレスとなって、やがてはそれが原因で病気になってしまったりすることもあるそうです。なら時々自分を見つめ直すために「心と向きあう」ということをしてみたら? さらにどうせやるならそれを楽しんじゃおう♪というのが、今回のテーマです。

と言ってもそんなに難しいことじゃない。日常の中でできること、もしかしたらもうやっているかもしれないかも、とそんなレベルのお話です。

まずセッティングします。これが重要です。気持ちのいい空間を用意するのです。早朝の澄んだ空気の公園とか、ひと仕事やり終えたあと、音楽をかけながらコーヒーを楽しむ時間とか。できるだけその時の気分にフィットした状況をセッティングしてみます。そして静かに、リラックスして心と向き合います。良かったこと、悪かったこと、なんでもないこと、時系列に順を追って考えてみてもいいし、心に引っかかるものがあれば、その糸を手繰っていってもいい。私は親しい友人にメールを書きながら、それをきっかけにいろんな想いにふけっていくこともあります。

多分ここまできて、自分が意識せず抱いていた感情の理由が少しでもわかったら、気持ちが落ち着いてきたりすることもあるんじゃないかと思います。あとはそれをどうするのか考えるところまでできればベストです。

ただ、私が大切にしているのは、あくまでもその時間を楽しむようにする、ということ。心を落ち着けて想いを巡らせるというのは、なかなか楽しいものです。映画や本を読んだり、何かのクリエイティブに刺激を受けた時なんか、特に想いの領域が拡がっていきます。そこからまたなにか新しいものが生まれたりするかもしれないし、それを誰かと共有することで、関係が進展したりすることもあります。

こんな風にブログを書いている事自体も、同じようなことをしてるのかもしれません。

休日の午後の日差しは暖かく、阿部芙蓉美の旋律は心を優しくしてくれます。